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2013
09.30

道路

Category: 法律
都市計画区域にある敷地に建物を建てる場合、敷地は建築基準法に定める道路に面していなければなりません。
この道路というのが少し厄介で、原則としては4m以上ある道路に面していなければなりません。その道路の種類は、国道、県道、市道などの公道だけでなく、昔から建物のための道路として使われている道路でもかまいません。
また、昔から家が建ち並んでいる道路で、4m未満の道路もあると思いますが、こちらは行政庁が指定した道路であれば、道路の中心から2mの位置を道路境界線とみなすことにより、建築基準法の道路として扱われることになっています(2項道路と呼ばれています)。但し、この2項道路は、昔から家が建ち並んでいることが条件で、行政庁の地図で確認できるようになっています。
道路は、2項道路も含めて、公道、私道のどちらでもかまわないのですが、私道の場合は、埋設されている水道管やガス管、下水管などの扱いが少々難しくなることもありますので行政庁に相談が必要です。特にその道路が土地を造成した開発者の名義になっていて、さらにその業者が倒産している場合などは、私道に関する同意書などがもらえなかったりするので、土地を購入される前に必ず調査や相談をすることが重要です。

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2013
09.29

坪単価

Category: 価格・コスト
建物の価格を表現するときに、「坪いくら」なんて表現がされます。
坪単価というのですが、坪単価なんていい加減だといわれたりしますが、ある程度めどにはなります。
牛肉などの販売のときも100グラムいくらという販売の仕方がされ、その値段と見た感じをあわせておいしいかどうかの判断をしていますね。
建物は牛肉と違い、単純なものではなく、坪いくらでなかなか語れないのですが、全体の建物の目標を考えるときは坪単価も目安になります。
ただ、ハウスメーカーもローコスト住宅も生活に必要であるにもかかわらず、屋外設備工事をわざと単価に含めなかったり、安く見せるためにいい加減な表現をしていることがあるので充分注意が必要です。
超ローコスト住宅を販売している業者も、別途工事を含んでいくと当たり前のように他のローコスト住宅と変わらない価格になります。
坪単価を比較するときは、どこまでが費用に入っているのかを確かめる必要がありますし、住むのに必要な費用をわざとはずして坪単価を表現している業者は住まい手をだまして販売をしようと考えていると考えて間違いないと思います。

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2013
09.28

小さくて使い勝手の良い住まいがベスト

Category: プランニング
住まいを建てようとする人に、どんな家が良いですかと聞かれたとき、迷わず「小さくて使い勝手の良い住まい」と答えます。
使い勝手の良いというところは異論の無いところだと思いますが、小さいのはねえと思われる方もあるでしょう。同じ費用を掛けるのだから、できるだけ大きな家が建てられたら得をした気分になるという方もおられると思いますが、本当にそうでしょうか。
「小さくて」というのはあくまで使い勝手が良いというのが前提です。大きなほうが良いと感じられる方は、小さいと自分の要望がかなえられないと思われるからだと思います。
ですから、設計を行うときは、住まい手の方と徹底的にお話をさせていただきます。寝室は8帖の広さがほしいとおっしゃっても、なぜですか、どんなものを置かれますか、ベッドで寝られるのですか、寝る前に読書をされますか等、細かなところまで聞いていきます。お客さんのご希望は、昔より良い住まい、できるだけ広い住まいということになり、どんどん大きな建物になってしまいます。
でも、予算には限りがあり、すべてのご希望をそのまま聞いていくと、坪単価が非常に安くなってしまい、材料や構法も安いものしか使えず、良い住まいというよりお得感のある住まいになってしまいます。
住まいは宝石と同じようなものだと思っています。
大きければガラス球でも良いのかということです。もちろん美しくデザインされたガラス球もありますが、自分が一生住む家ですから、できるだけ良いものを作りたいところですが、大きさを求めると中途半端なものになってしまいます。
そこで、私たち専業設計事務所の出番です。
お客さんの要望の本質を見極め、無駄を省き、小さくともきらりと光る家を作ると確実に満足できる住まいができあがります。坪単価が高い家ほど良い住まいになるのは当たり前ですよね。
副産物としては、固定資産税が安くつくとか、掃除するスペースが小さくて済むとか、無駄に広くないと冷暖房費が安くつくとか、建物が小さい分庭が広く取れるなど他にもメリットはいろいろあります。
私の自宅はそれを実践して作ってみました。

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2013
09.27

職人の手間代を省く住宅は怖い

Category: 価格・コスト
ローコスト住宅はどのようにして作られているのか。資材を大量に仕入れ、コスト削減を図るということもありますが、最近では大手企業でなくても資材がそんなに高いということはなく、やはり職人の手間代を削るというやり方が行われています。
同じことをやってもらうのだから、手間代は安いほど良いと思われるかも知れませんが、法律を走り高跳びの背面とびのようにぎりぎりクリアーさえすれば良いような建物であればそれで良いかも知れませんが、法律などで決められていないところをいかに丁寧に施工するかが、建物の良し悪しに関係してきます。
良い仕事をする職人さんは毎日の仕事に多少なりとも余裕を持って望んでおられます。現場を進めないとわからない問題点などを見つけたときにちゃんと対応するためです。
それに引き換え、安い手間でいくつもの現場を休み無くこなしていかなければならない職人さんは、問題点に気がついたとしてもそんなことに対応している暇がないというのが現実です。
できるだけ手間を掛けなくて済むようにするには工業化を進めるのが一番ですが、こちらも個性を売り物にしないと販売競争に勝てないため、メーカーなどは複雑な仕事を職人さんに求めるけれど手間代を払わないというようなことになっています。
ローコスト住宅で働く職人さんはぎりぎりの状態であることが多いです。こんな仕事から抜け出したいけれど、良い仕事がない。続けて仕事があるので良い仕事を求めて仕事にあふれるよりましだなんて考えて毎日を過ごしておられる方も多いです。
そんな中で、もうこんな仕事やーめたというとき、どうでもいいやと投げやりな仕事になり、欠陥住宅になったりすることがあります。
自分が依頼するハウスメーカーは大手でローコストじゃないから大丈夫と考えるのは間違いです。住まい手の方々が払う費用はローコストでなくても、大手ハウスメーカーなどは、宣伝広告費や展示場の維持費、営業マンの費用などがたくさんかかるため、職人さんに払われる手間代は同じくローコストです。

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2013
09.26

建築模型とパース

Category: プランニング
特に建築家と言われる人は模型が好きなようです。テレビのシーンじゃないですが、有名建築家に勤めている所員がこつこつ作った模型を大先生がやってきて、「こんなんじゃダメだ」と言ってクシャッと潰すシーンが思い浮かびます。
本当にそんなことをやっているのは極少しでしょう。模型を作るには手間もかかるし、材料代も馬鹿になりません。
私はほとんど模型は作りません。なぜかというと、無駄にお金がかかるからです。模型を作る目的はというと、空間を認識するためですね。でも、プロなら自分の設計した建物がどうなっているかわからないはずが無い。確かにわかりにくいときもありますが、それは設計した建物の一部であることが多く、普通、スケッチを描けば事足ります。
模型を作るもうひとつの理由は、依頼主に建物を理解してもらうためですね。こちらはプロじゃないので、図面を見て建物がどんな風になっているか認識するのは難しい。だから模型を作ると「わかりやすいです」という答えが返ってきます。でも、先ほども書きましたように、この模型作り、非常に手間がかかります。その割には細部が表現できず、依頼主に建物を最後に確認してもらうときに作っているようです。
でも、依頼主に建物を理解していただく作業というのは、早い段階で必要になります。建築家が自分の作品を押し付けるのならいざ知らず、依頼主の要望をひとつずつ確認するためには、何度も何度も模型を作って理解してもらうのが本筋ということになりますね。でも、それは無理。。。
じゃあどうすれば良いのか。
最近はCADが良くなって、現実にほぼ近いパースが簡単に(慣れないと難しいけれど)書けるようになりました。プランを一案作ったらすぐパースを作る。部屋の中のわかりにくいところはパースで説明する。少し変えたいとおっしゃれば、それに対応してパースを作る。色を変えたいと言われればすぐに変える。
このようにパースは模型ではできない細かな配慮ができるのです。
昔はパースは専門家が手で書いていました。一枚書くのにすごく時間とお金がかかるため、住宅の設計ではあまり書かれず、公共の建物の完成予想図として作成され、新聞に載せたり、議員さんに説明する目的で使われていました。
でも、設計が完成してからパースで表現してもらっても、依頼主としてはあまりうれしくないですよね。設計の途中でじゃんじゃん書いてもらい、色のことなども表現してもらって、こんな風になるんだと納得して設計を進めてもらうのがベストですね。
これからは模型じゃなく、パースの時代です。

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2013
09.25

家相

Category: プランニング
家相は私たち設計者を悩ます要因のひとつです。
私たちは、家相は全体的に見ると根拠の薄いものだと思っています。しかし、昔から言い伝えられたことを大事に考えることは問題あることでもないし、建物が完成してから、そればかりが気になってちゃんと生活できないというのも問題です。
家相の中でも根拠のあるものについてはプランを進めると自動的に解決できますが、単なる方位で決まってくるものなどは、敷地が狭いとなかなか解決がつかないものもあります。
幸いと言ってよいかわかりませんが、今までそんなに強く家相を気にされる方はおられませんでした。一般的な内容だけはクリアーしてくださいという方が多く、私たちの知識のなかで解決したことがほとんどです。
家相は、言葉と同じように方言のようなものもあり、見る人によって違う答えが出るようです。狭い敷地に限られた予算で作る場合、家相としてよくない部分が出てもなかなか解決できないことがあるし、見る人によって違う答えがでるので、最初から対応することも難しいです。できれば、建築的な対策でなく、問題のある部分にいろんなものを置いたりすることで対応できるような答えを出してくれる家相を見る人がいれば嬉しいですね。

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2013
09.24

設計は一番大切なもの

Category: プランニング
建物を建てるのに一番大切なものは何でしょう。大工さんの腕、材料などいろいろあって何が一番とはいえませんね。でも、一番ないがしろにされているけれどすごく大事なものが「設計」です。
設計で失敗すると取り返しがつきません。いくら腕の良い大工さんや職人さんががんばり、さらに良い材料を集めて建設しても、良くないプランや設計ではどうしようもありません。
最近では建物の設計というか、打ち合わせは営業マンの方とすることが多いですね。しかもハウスメーカーの場合、発注しなくても無料でどんどんプランを作ってくれます。そんなプランニングを元に家をつくっても、入居してからいろいろと気がつくことが多いはずです。
私たち設計事務所は通常2~3ヶ月掛けて設計を行います。もちろん費用を頂いて。費用がかかるということは金銭面から考えて確かにつらいことかも知れませんが、無料で良いものができるはずもないし、お客さんの立場にたってじっくりものが考えられるはずがありません。お金をいただいてこそ、じっくりと時間をかけて設計に取り組めるのです。
お客さんと打ち合わせを何十回も繰り返したとき、初めてお客さんが言われている真意について気がつくこともあります。設計というものはその打ち合わせなどのコミュニケーションが大事であって、図面を作ったり、プランを決めたりすることが第一義なのではありません。お互いに思いを聞いたり話したりする中で、思いが完全に伝われば設計作業は7割は終わったと思って間違いないでしょう。そこまでのプロセスに時間をかけることが重要で、私たち設計士が考える時間も必要ですが、家を建てる方ももう一度単なる常識にとらわれることなくじっくり考える時間が必要なのです。

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2013
09.23

応急危険度判定

Category: 耐震・構造
大きな地震の被害があると、建築士などが借り出され、応急危険度判定などが行われます。これは、さらに起こる可能性のある余震などで建物が倒壊し、被害が拡大しないようにするためです。
この、応急危険度判定を持って、建物がもう使えないと判断される方も多いのですがそうではありません。
応急危険度判定とは、地震直後に修理しないでそのまま使えるかの判定であって、修理したら再生できるかどうかの判定とはまったく違うものなのです。少ししか壊れてなくても修理することが難しい建物もあれば、大きく傾いていても、もう一度建て起こせば新しいものと変わらないぐらいまで再生できるものもあります。最近できたプレハブ住宅や2×4住宅などは修復しにくい建物ですが、昔からある伝統的な木造住宅は少々傾いたりしていても修理がしやすいものです。
地震が起こって少し経つと、地域の再生のために国から解体に関する補助金が出たりします。その補助金も期限付きの場合が多いので、再生できるかどうか充分検討するまでもなく、地震直後に行われた応急危険度判定のイメージで、まだまだ使える良質な建物が壊されたりしています。伝統構法の建物の良いところ、修理がしやすく、長持ちするという特質を見誤らないようにしなければなりません。

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2013
09.22

4号計算

Category: 耐震・構造
4号計算という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。
建築基準法第6条第4号に規定されている木造の2階建までの建物が許されている簡易な耐震に対するチェック方法です。
私たちはこの計算方法を良いものと考えていません。建築基準法では木造2階建ての建物は構造計算を求められていませんが、私たちは必ず構造計算を行うようにしています。実際計算してみると、4号計算でぎりぎりOKとなっている建物は構造計算するとほぼNGになります。昔からやり続けている計算方法なので、少しずつ改正はされていますが、まだまだ甘い基準になっています。
また、少し専門的になりますが建物の偏心を検討する必要がありますが、4分割法という簡易ななり方がされています。こちらも非常に整形な建物ならそのやり方でも問題ないケースがありますが、少し形が変わると訳のわからない答えになっていると思われます。
構造計算を行うのが一番良い方法ですが、行わないとしても4号計算でよしとせず、充分余力のある耐力壁の設置が必要です。
現在の木造2階建ての計算基準の改正を行わないのは官僚の職務怠慢といえると思います。

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2013
09.21

排煙設備

Category: 法律
排煙設備という法律の条項があるのをご存知でしょうか。
この条文は、どちらかというと不特定多数の人々が利用する建物や大規模な建物にかかる規制なので、一見、住宅には関係が無いように思われがちです。しかし、住宅でも200㎡を超える規模になると、この条項がかかり、壁の天井近くの高い位置に、火事になったら煙を吐き出させる開口を設けなければなりません。最近では大規模な住宅が減ったのであまりこの条文に引っかかることも少なくなりましたが、二世帯住宅や200㎡を超える大きな住宅を考えておられる方々は注意が必要です。この条項の主旨は、火事になったとき煙を逃がし、避難時間を稼ごうとするものです。大きな建物などに排煙口や排煙作動位置などと書かれたのを見たことがあると思いますが、窓を開けることにより空気を取り込むことになり、むしろ火災を拡大するのではないかなどと以前から問題視されていますが、改正される機運はありません。特に住宅の場合、いくら200㎡を超える規模だといっても、避難するのに時間がかかるわけでもなく、いちいち窓を開けるよりさっさと逃げたほうが早いのですが、「悪法もまた法なり」とまでは言いませんが、法律である限り守らなければ仕方がありません。
建物の開口に関係する内容ですので、外部のデザインにも関係してきます。法律がかかるのに気がつかずに計画を進めていると後でデザインの変更の必要が出てくることもあります。

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2013
09.19

耐久性を考えない耐震性は意味がない

Category: 耐震・構造
耐久性と耐震性。似たような言葉なので混同して使われていることが多いです。簡単に言えば耐久性は長持ちするかどうかであり、耐震性は大きな地震に遭遇したときに倒れたり、被害が出たりしないかということです。
では、この二つはまったく関係がないかというとそうでもありません。
最近、品確法という法律ができ、耐震等級などが決められました。建築基準法に定めている基準に対して1.25倍の強度を持つのが等級2、1.5倍の強度を持つのが等級3とされています。
しかし、この耐震等級は住まい手に引渡しがされたときの等級であって、将来の耐震性を保障するものではないということになっています。
結局、耐久性の低い建物が長い間に構造体が腐ってしまい、そのときに大きな地震に遭遇すれば、出来上がったときの等級がいくら高くても意味がないということになります。地震はいつ来るかわからない。そう考えると、耐震性を保つためには耐久性が重要であるということになります。
私たちは、出来上がったときいくら耐震性が高くても、外壁の耐震壁に構造用合板使ったりする建物は将来の耐震性を確保できないと考えています。
特に2×4住宅は柱もなく、壁の内部結露に対応しにくく、使っている木材がシロアリや腐りに非常にものなので、ハウスメーカーの宣伝とは違い、耐震的には問題がある構法であると考えています。

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2013
09.19

2×4は地震に強い?

Category: 耐震・構造
2×4住宅は地震に強いというイメージがありますが本当でしょうか。
先にも書きましたが、特定の建物が特に地震に強いということはありません。
2×4住宅について一つ言えることは、日本に後から入ってきた構法なので、法律の基準が他より少しきついということはあります。ですから、2×4住宅は建物のコーナーに連続して開口を取れないなどのプラン上の制約があります。
昔からある、日本の在来工法は法律が少し甘いことは間違いありません。ちゃんとした設計者ならそのあたりは充分知っていて、法律をクリアーしているから大丈夫という人は設計者なら少ないと思います。
じゃあ、2×4住宅は地震に強いもしくは同等だといえるかというと私はそうは思っていません。
大きな地震はいつ来るかわかりません。震度5程度で家が壊れたなんて話もほとんど聞くことはありません。建物が建てられてから長い期間が経ってから地震に遭遇するということも考えておかなければなりません。
そういう点から見ると、2×4住宅は外壁に使う構造用合板が透湿性が小さく、使う材料も日本の材料に比べて腐りやすいものなので、高温多湿な日本の気候風土の下では腐りやすく、耐久性が劣るような可能性があるということを考えなければなりません。2×4住宅も湿気を壁に入れない施工方法なども考慮されていますが、構法的にはいったん壁の中に湿気が入ると、抜けにくいことは間違いありません。最近、在来工法でも構造用合板を耐力壁に使う場合もあり、しかも耐久性の高い日本の木材を使わず、輸入された木材を使う場合も多くなってきました。そんな場合は2×4住宅と同じく、湿気で腐りやすいというリスクがあるのは同じことです。
そのため、透湿抵抗の小さい耐力面材なども開発されていますが、そちらはそちらで違った問題もあります。
いずれにしても、自分が建てようとする住宅について充分理解していろいろな材料や構法を比較することが大事であり、メーカーの宣伝文句に惑わされないようにしなければなりません。


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2013
09.17

用途の可分、不可分(住宅のはなれ)

Category: 法律
建築基準法にひとつの敷地にひとつの建物しか建てられないという項目があります。昔のことを考えると、そんなことお構いなしにひとつの敷地にいくつもの建物が建っていたと思いますが、こちらも道路に面していない建物を建設後分離して販売するなどの悪い業者が暗躍したため、厳格に扱われるようになりました。
現在では住宅に関しては、用途上不可分(分けると使いにくい)のものだけが認められています。
住宅のはなれや物置、車庫などがそれに当たります。はなれについては、台所、浴室、便所の三つがそろっている場合、はなれとみなさず、その建物だけで建築基準法の接道などの諸規定をすべて守らなければならないと解釈している審査機関が多いです。
世代が集まってひとつの敷地に住む。だけどお互いのプライバシーもあるので設備は別々に設置したいと思っても、ひとつの敷地の中では法的に認められないということになってしまいます。
これも悪徳業者を取り締まるためにできた法律が、善良な住まい手に悪影響を与えている例の一つです。

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2013
09.16

鉄筋のフックと基礎幅

Category: 地盤・基礎
基礎工事の配筋写真をご覧になったことはあるでしょうか。良い業者さんの仕事の場合、基礎の立ち上がりの鉄筋が180度曲げられています。これをフックといいます。
基礎の立ち上がりは単に上からの重さを支えるだけでなく、大きな地震が来たときに地中梁として建物を支える役割をしています。そのため、梁である以上、フックが必要となり、フックが無い場合は梁として扱えないことになっています。(少し難しい話ですね)
木造の2階建てまでの建物は申請の際、構造計算の添付が不要であるとされています。構造計算を申請の際、提出しなくても良いとしても、建物が地震の際壊れることは問題があります。基本的にフックがついていない基礎が施工されている場合、特に理由がはっきりしていない限り、いい加減な施工ではないかと疑ってみる必要があります。
また、フック付の基礎の場合、鉄筋のかぶり厚さのことを考えると、少なくとも150mmの立ち上がり幅は必要です。理想的には180mmあるのが理想的ですが、まだそこまでの基礎が施工されていることは少ないです。

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2013
09.15

既製品バルコニー、カーポート

Category: 法律
建物が完成して、入居されてから、アルミの既製品のカーポートやバルコニーを設置される方も多いと思います。気軽に工事がなされますが、こちらも気をつけておかなければならないことがあります。
まず、建蔽率や壁面後退などの規制に引っかからないかということがあります。本体の建物に比べて簡易なものなので、建築の規制がかからないと思われている方もおられると思いますが、簡単な構造であっても建築物として扱われるので、もし、建蔽率がオーバーしているとして近隣から指摘されれば、極端な場合撤去しなければならないケースもあるということです。設置される場合は、カーポートなども含めて法規制に適合しているかどうかを検討する必要があります。
二点目は少し難しいことなのですが、建築基準法にアルミの基準がないということです。そのため、アルミの製品はひとつひとつ国土交通大臣の認定を取り建築基準法に適合させるということになりますが、そういった認定品は高くつくため、そういったものを使っているのは官庁工事ぐらいなもので、一般の住宅などは認定品が使われていないのが現状です。
建蔽率の問題にしても、認定品の問題にしても今のところ野放しな状態なのですぐに問題になることはないかもしれませんが、そういったことが原因となって事故などが起これば審査や検査も厳しくなり、現状が不適合と扱われるようになります。少なくともそういう問題があるんだということぐらい認識をしておく必要があります。
また、法律に適合していない場合、そのカーポートをそのままにして増改築の申請を出すことはできません。
それでは、カーポートなどが違反になっている場合はどうすれば良いでしょう。
違反しているカーポートを撤去すれば一番問題ないのですが、それももったいない。
結局、カーポートを建築物でないようにするしかありません。
建築物とは、屋根と壁や柱で構成されるものです。ですから、カーポートのポリカボネードなどの屋根を丁寧に外せば建築物でなくなりますので。同時に建ぺい率違反などにもならなくなります。
上記の方法はあまりおすすめできるようなものではないのですが、法に適合させようとすれば仕方がありませんね。
法律も、簡易なカーポートなどについては緩和措置を設けたほうが良いと思います。

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2013
09.14

2階の居間

Category: プランニング
私たちもかなり多くの住宅を設計してきましたが、設計する住宅の半分以上が2階に居間があるタイプとなっています。設計の依頼を受けたとき、自分が住んでいる住まいを参考に見ていただいているのですが、それが2階が居間であることも影響していると思います。
しかし、それだけではなく、2階が居間であることには数多くのメリットがあります。
第一に、2階が居間で1階に寝室や子ども部屋があると、耐震的な住まいが作りやすいということがあります。ご存知の方も多いと思いますが、住まいの耐震性は壁の多さで決まるといっても過言ではありません。普通、2階建ての建物の1階に居間があると、開放的で広い空間を望まれるため、1階には壁が少なく2階に壁が多い建物になり、耐震的には不利な建物になってしまいます。それに対し、2階に居間があり、1階に寝室などを配置するプランになると、1階に壁が多く取れるので耐震的には有利になるということです。
第二に、冬でも暖かな日差しを取り入れることができるということがあげられます。地方の広い土地が確保できる場合は別として、市街地では隣の建物が近接していることが多く、特に日当たりがほしい冬場にはいくら居間に大きな窓をとっても隣地の建物の影により、部屋の内部に日が差し込むことはほとんどありません。それに引き換え、2階が居間の場合、長い庇の屋根を掛けておけば、日差しの差し込む角度が高い夏場は日が差し込まず、日照がほしい冬場は日差しの差し込む角度が低くなるので、部屋の奥まで日が差し込むことになり、省エネにも一役買うことにもなります。続きを読む
2013
09.13

日照や採光は自分で確保する

Category: 法律
家を建てるとき、誰でも自分の家の部屋に日が当たるかどうか気になると思います。日当たりが良い家を作ろうとするとき、南側に道路がある土地を選べばかなり日当たりが確保できるのですが、南側に道路があっても、都会などのように土地の面積が小さい場合間口が狭いので、玄関を取るとあまり南向きに部屋が取れない場合が多いです。そんな時、北側に道路があって南側が田んぼなどになっていて、日当たりが確保できるから良い土地ですよなどと売主から勧められたりすることもあると思いますが、非常に気をつけなければなりません。その田んぼが将来ずっと田んぼのままであるという保障はなく、開発された造成地の近くなら、将来は同じように宅地化されると考えたほうが間違いありません。建築基準法も隣接に建物が建って自分の部屋に日が当たらなくなったというのは守ってくれません。法律の考え方は自分の部屋の採光は自分の土地の境界線までの距離で確保するようになっており、お隣さんが法律の範囲でぎりぎり建物を建てられても文句をつけることはできません。お隣にどんな建物が建つかイメージしにくいとは思いますが、どんな建物が建っても後で後悔しないように充分検討しておく必要があります。

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2013
09.11

屋根のドーマーと雨漏り

Category: デザイン
最近というわけではありませんが、屋根の上に三角形や五角形のドーマーというものがつけられていることがあります。これはヨーロッパなどに見られる屋根裏部屋を利用したときのデザインを借用したものだと思います。屋根裏を部屋にしたり、その部分を通じて換気をしたりする場合は意味がありますが、そうでない場合は屋根に谷をつくることになり、雨漏りの原因になります。日本はヨーロッパなどと違い雨が多い気候風土です。そんなところに形だけまねて、デザインのつもりで要らないものを作るのは本当にばかげたことです。味も素っ気もない工業化住宅が主流になり、同じような建物を建てれば個性が出ないので無駄なお金を使い、建物に良くないことをしているのです。屋根だけでなく、壁などにもいろいろデコレーションをつけたりするのも同じことです。

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2013
09.09

市街化調整区域と農家住宅

Category: 法律
地方都市の周辺部には市街化区域と市街化調整区域の線引きが行われているところが多いです。最近ではむしろ郊外のほうが道路事情が良くなり便利なところが多かったりしますが、市街化調整区域は基本的に農林漁業の関係者の住宅を除き、一般のサラリーマンの方々の住宅は建てられません。農業をされている方の住宅だからといって外観が特に変わらなくても、法律上は専用住宅と農家住宅という区分の違いがあり、農家の方以外が農家用住宅を購入して住みだすと、都市計画法違反となることに気をつけなければなりません。
昔は農家の方の名義を借りて、安い調整区域の土地に農家住宅を建て、購入するという違法行為がありましたが、後後になって他の人に転売することもできず困っておられる方もおられます。
市街化調整区域は基本的に一般の人が専用住宅を建てることができないのですが、一部特例もありますので、調整区域の購入を勧められたときは、その地域の建築指導課などで調査をしてみる必要があります。

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2013
09.07

確認申請が要らない住宅の建築

Category: 法律
最近では、違反建築が減ってきました。昔は違反でない住宅が少ないほど、ほとんどが違反建築と言ってもおかしくないぐらいでした。
なぜ、違反建築が減ったかというと、建築確認申請の審査業務が民間にも委託されるようになり、行政の建築関係の職員が違反建築の摘発などに力を入れられるようになったこともありますが、一番はローンなどを借りるのに建物の完了検査が通って交付される検査済証が求められるようになったのではないでしょうか。
昔は、周りを見てもほとんどが違反建築(完了検査を受けていない建物も含む)だったのが、最近では違反建築のほうが少ない状況になってきました。しかし、まだまだ、完了検査なんて通らなくても大丈夫なんてことを言う業者さんもいると思いますが、そんな口車に乗ると大変なことになります。次回、申請が必要な増改築を行う場合、検査済証がないと確認申請が通らず、希望する工事ができないことになります。
それでは、確認申請が必要のない小規模な増築や、確認申請が必要でない地域の場合は法律を守らなくても良いのでしょうか。
このあたりはかなり勘違いされている人が多いです。建築基準法に申請が必要な場合の規定があり、都市計画区域外などは申請が要らないとされていますが、あくまで申請が不要なだけであって、建築基準法の諸規定を守らなくても良いということではありません。建築基準法を守らないことによりいろいろな問題が起これば、建物の建築主をはじめ、建設にかかわった人たちは法律により罰せられますので、注意が必要です。
また、申請が必要な区域であっても、10平方メートル以内の増築、改築、移転については申請は不要とされています。こちらも、申請が不要だというだけで、法律の諸規定を守らなくても良いということではありません。さらに、10平方メートル以内であっても、新築の場合、及び敷地が防火地域や準防火地域に入っている場合は申請は必要となりますので、お間違えのないようにしてください。

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2013
09.06

正方形の間取り、総二階の建物が一番コスト安?

Category: 価格・コスト
住まいを安く建てるためにというような解説本があると、家が凸凹が少なくできるだけ正方形に近く、総二階の建物が一番安くつくと書かれていると思います。
それは本当でしょうか。
理屈からいうとそういうことになります。同じ面積の建物でも凸凹していると外壁の面積が大きくなったりして、仕上げが多く必要になったりすると書いてあったりすると思います。
それはそうなのですが、建物が凸凹していることで外壁が多くなるということは、部屋が外部に多く面しているということですよね。逆に正方形に近く、外壁が少ないといことは、部屋があまり外壁に面していないことになり、日照や通風が取りにくい場合もあります。
結局、ローコストだけを目標にするなら、正方形や総二階などという考え方もあると思いますが、より良い家を建てるためにはそんなことばかり考えているとろくなことはありません。
もちろん無理して凸凹させると耐震的にも弱くなることが多いので、プランをするときは頭において進めて行くのですが、そんな金勘定ばかりを考えてプランを進めることはありえないことです。
設計という中身があまりわかっていない、机上の評論家の言葉だと思って間違いないと思います。

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2013
09.05

地質調査(ボーリング調査とスウェーデン式サウンディング調査)

Category: 地盤・基礎
最近では家を建てる前に地盤調査が行われるのが普通になりました。今時、昔から家が建っているところだから調査をしなくても大丈夫というような業者はすぐお断りするべきです。
では、地盤調査をするとして、どんな調査が良いのでしょう。一般的に住宅ではスウェーデン式サウンディング調査というものが行われています。そのほかには昔から公共工事の際に行われているボーリング調査というものもあります。
スウェーデン調査は安くて早く結果が出るのですが、一番欠点は、土のサンプルが取れなく、地下の土質は回転するときの音や引き上げたときに錐の先についている土によって判断するしかないというところです。調査地の周辺の資料を前もって見ておいたり、今までの経験を生かしたりして調査を行うため、先入観によっての間違うなどのリスクもあります。
では、ボーリング調査はどういうものかというと、やぐらを組んで細いパイプで掘り進みながら貫入試験を行い、さらに土質サンプルを採取しながら調査を進めるものです。調査方法としてはサンプルも取り、目で確認しながら調査を進めるので良い調査方法だと言えます。
ここまでは教科書的な答えであって、経験の浅い設計士などに聞くとボーリング調査のほうが良いという答えが返ってくるかもしれません。

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2013
09.04

ロフト

Category: 法律
子供さんたちに人気のあるのが「ロフト」。最近、ロフトを採用する住まいも増えています。でも、気をつけなくてはいけないのは、多く作られているロフトが法律違反になっているということです。
まず、このロフトがどのような用途に使われているのか。子ども部屋に使われるなら、建築基準法で天井高さなど、「居室」としての制限を受けます(2.1m以上の天井高さが必要)。これが守れていないと「居室」として利用することはできません。こちらは物置を人が生活する部屋として使ってはいけないというのと同じことなので、法律違反ではありますが、問題は大きく感じないかもしれません。
しかし、問題になるケースがあります。建築基準法に、天井の高さが1.4mまでの小屋裏につくる物置の場合、階数に含まれないという条項があります。それを利用して2階の小屋裏にロフト(物置)を設け、完了検査を受けた後、1.4mの部分に貼っていた天井をはずしてロフト(子ども部屋など)に使うなどといったことがしばしば行われています。
これは悪意のある建築基準法違反です。もし、居室に使うなら3階建ての建物ということになり、構造計算が必要になったり、非常用進入口が必要になったりします。違反を気軽に考えていると、万が一何かあったときに大きな問題になります。3階建ての住宅が認められていないわけではなく、構造計算などを邪魔くさがったりする業者さんの問題です(多少、計算の費用はかかりますが)。

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2013
09.04

建築基準法は最低基準

Category: 法律
建築基準法は建物の最低基準を決めるものであるということをご存知でしょうか。法律の第一条に以下のようにはっきりと書かれています。
『この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。』
ですから、建築基準法を守って建てられている建物が優良な建物とは限りません。少なくともこんな程度の基準は乗り越えてくださいというものなのです。
建築基準法を守っていますから大丈夫ですという業者さんがおられるとしたら、あまり安心して依頼できる相手だとは思わないほうが良いと思います。
建物の良さは法律とは無関係と考えてよいと思います。法律の基準に接触するのは問題ですが、その他については、それぞれ専門的な立場に立って精査することが重要で、法律で判断できるものではないと思ってください。
建築基準法は悪い建物などを取り締まるためにできたものです。しかも、問題になったときにその事象だけを考えて作られたりしたものですから、悪い建物を少しましにするために効果はあるのだけれど、法律が昔からある良い建物を法律の外に追いやってしまっているようなこともあります。伝統構法などがそのひとつの例だといえます。

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2013
09.03

住まい手が得られている情報は正確ではない

世間に流れている情報は、ハウスメーカーかローコスト住宅みたいなものばかりになっています。営業力がないけれど、落ち着いて住まい手のためを思って作っている地域の工務店の情報は家を建てる方にはまったく伝わらない状況ですが、本当に良い家を作ろうとするなら地域の工務店に依頼することも検討が必要であると思います。地域の工務店に対する情報が少なく不安なこともあると思いますが、それを補うのが設計事務所の仕事のひとつです。地域の工務店や軸組工法、伝統構法などは腕に左右されることも多く、その良し悪しの判断が難しいので、家作りを依頼する人も少なくなっており、地域の工務店は良い腕を持っていても受注が少なくなっているのが現状です。
しかし、他の商品も同じですが、マスコミに大きく宣伝されているものが良いものとは限りません。むしろ大量生産、大量販売を目的とし、宣伝や広告に多額の費用もかかるため、住まい手にとって良い家とは言えない状況になっていると思います。
また、最近では特殊な構法などを売りにした住まいが多くなっていますが、住まいの性能、良さなどはすべての内容を総合的に判断しなければ語れません。自社の売り物を強調した話が多すぎます。これは新しい技術を利用した住まいだけでなく、伝統構法などを売りにした住まいも同じことが言えます。
世間的にみて有名な会社、有名な人が必ずしも良いとは限らない。むしろ、地域に静かに眠っている純朴な大工さんが良いという場合が多いと思います。

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2013
09.02

瓦屋根は地震に弱い?(重い建物は地震に弱い?)

Category: 耐震・構造
よく瓦屋根は地震に弱いという話があります。これは正しいのでしょうか。地震による被害は物理の法則で説明ができます。建物にかかる力は、その建物の重量に地震による加速度を掛けたものなのです。ですから、同じ場所にある(地震により同じ加速度を受ける)違った重さの建物があれば、重い建物ほど大きな力を受けることは間違いありません。
でも、それだからといって、重い瓦を採用した建物が地震に弱いのかというとそうではありません。
皆さん、コンクリートの建物と木造とではどちらが強いと感じられるでしょうか。これも一口に言えないことなのですが、コンクリートの建物のほうが強いと感じられる人も多いと思います。重い建物が地震に弱いとしたら、コンクリートの建物のほうが弱いということになってしまいますね。どういうことなのでしょうか。

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2013
09.01

部屋上のバルコニー

Category: プランニング
敷地が狭いので庭も狭く、物干しも必要なので二階にバルコニーが設けられることが多いです。日本の住宅事情を考えると仕方がないことですが、できれば1階の部屋の上にバルコニーを設置するのはやめたほうが良いと思います。バルコニーの下は外部になるよう、できるだけ外壁から独立して外に設置するほうが良いということです。
理由は二つあります。ひとつは雨漏りのこと。最近は防水技術も進化し、木造用の防水が開発され施工されています。材料も施工も良くなったのですぐ雨漏りするということはないと思いますが、長い将来を考えるといつか雨漏りすると考えなければなりません。防水の保障は一般的に長くても10年、極端に言えば10年以上経てば雨漏りしても文句は言えないし、いやだったら10年ごとにやりかえるということになります。外壁の吹付けなども同じですが、実際メーカーが耐用年数としているよりは長持ちすることがほとんどです。でも、何年持つかそれは条件によって違う。できるだけ長く使いたいと思っていると、いつか部屋に雨漏りがしてきて、気がついたときは大事な構造体に腐りが出てしまっているということになりかねません。外部に突き出したバルコニーなら、多少雨漏りがしても問題ない。気がついてやりかえるときも生活にほとんど影響がないという感じです。

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