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2013
10.31

専用通路

Category: 土地・敷地
建築物の敷地は都市計画区域である場合、道路に少なくとも2m以上接しなければなりません。敷地が道路に長く面している場合は問題ないのですが、何メートルかの路地を介して道路に面していることがあります。これを専用通路とか路地上敷地などと呼びます。
この場合、路地の奥行きに対して幅の指定がされていることが多く、こちらも行政によって規制値が変わりますので前もって調査が必要です。
こういった路地状敷地は嫌われることも多いのですが、店舗などに利用するのでなければ、道路から少し離れることにより騒音から逃れられたり、プライバシーが確保できたりするので、土地の値段も安く設定されており、専用通路部分に車が停められるスペースがあるなら、むしろ一考する価値はあると私は考えます。
良質な住まいを作るためにはやはりお金がかかります。
土地の代金に多くの費用をかけた場合、建物に廻せるお金が減ってしまいます。
住宅の場合、店舗と違って土地がお金を産んでくれることはありません。
昔のように土地が値上がりし続けるのならいざ知らず、最近のような状況ならもう一度住まいとして良いのかそうでないのかという観点で見直してみましょう。
大きな道路に面しているほうが居住環境にとっては悪いこともあると思います。

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2013
10.29

延焼の恐れのある部分とは?

Category: 法律
延焼のおそれのある部分とは、道路中心線または隣地境界線から一定の距離にある部分をいいます。その距離は1階であれば3m、2階であれば5mになります。街中で宅地の幅が狭い場合、サイドの隣地境界線から5mの部分が該当するので、敷地の幅が10m程度の場合、2階はほとんどの部分が延焼のおそれのある部分になります。延焼のおそれのある部分の外壁や開口部は、その地域の防火規制にもよりますが、一定の制限を受けることになります。最近、よく使われているサイディングなどの外装材を使ったり、モルタルで仕上げる場合は問題ありませんが、土壁を下地とせず、板張りだけで外壁を仕上げる場合は、規制にかかります。

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2013
10.28

120角の柱と105角の柱はどちらが強い?

Category: 耐震・構造
単純に考えると、105mmの柱より120mmの柱のほうが強いのは当たり前ということになります。じゃあ、そうでないことがあるのかというと、樹種の違いということが考えられます。桧の強い柱に比べて杉の弱い柱なら、桧の105mm角のほうが強いこともあると言われる方もおられると思います。
しかし、そんな微妙なことでなく、105mmの柱のほうが120mmの柱より同じ種種でも強いということが明らかにあります。同じ木から取った材でもです。
柱の強度は柱の断面に比例することは間違いないのですが、それは同じ長さであればということです。住宅に使う柱の長さは3m近くあります。それぐらいの柱になると、座屈という現象が起こり、柱に長手方向の力がかかってもまっすぐ力がかからず、弓のように曲がりながら壊れてしまう現象が起こるのです。
柱が短ければ座屈は起こりません。ですから同じ樹種でも、1mぐらいの柱と3mの柱を比べれば、105mm角の柱のほうが3mの120mmの柱より圧縮に対する耐力があるということが起こるのです。
住宅の宣伝を行うとき、我社が提供する住宅は桧の総5寸角(150mm程度)だといって宣伝されている場合があります。
一般的に見ると、まったくの同条件であれば太い柱のほうが強いのですが、単純に言えないこともあるということを頭の隅に置いておいてください。また、柱の太さはかかる力により必要な断面が決まってきます。必要以上の断面があってもオーバースペックの場合もあります。
もちろん、柱が太いということは構造耐力だけでなく耐久性にも関係すると思われますので一概には判断できませんが、単なるステータスで太い柱を喜ぶのも少し考え物です。
でも、耐久性のことを考えると120mm角ぐらいの柱は最低使いたいですね。

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2013
10.27

マグニチュードと震度の違い

Category: 耐震・構造
マグニチュードと震度は違うということをご存知な方は割りとおられると思いますが、まだまだ混同されている方も多いと思います。震度はその地点での揺れの大きさを示すものであり、マグニチュードは地震そのものが持つエネルギーの大きさを示すものです。ですから、いくらマグニチュードが大きい地震でも、震源がすごく深かったり、遠かったりすると、震度はそんなに大きくないということになります。簡単に言えば、スマトラ沖ですごく大きなマグニチュードの地震が起きても、日本はほとんど揺れないということを考えてもわかりますね。
いずれにしても、震度が5以下の場合、大きな揺れで驚くことも多いですが、ちゃんとした建物に被害が起こることはよほど震源が浅くない限りほとんどありません。また、マグニチュードも震源の深さにもよりますが、6未満の場合はそんなに大きな被害は出ていません。

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2013
10.26

温度補正

Category: 地盤・基礎
コンクリートに温度補正というのがあるのをご存知でしょうか。寒い時期にはコンクリートの強度の発現が遅いため、施工の時期により、設計された強度を割増した材料を使うというものです。公共工事では当たり前のことですが、民間の住宅ではどのようにされているでしょうか。良質な業者ならちゃんと温度補正していると思いますが、一度、営業さんや社長さんに聞いてみるのも良いと思います。「温度補正」って何ですかなんていう業者さんは即刻お断りしたほうが良いと思います。基礎はやり変えが効かない大事な部分です。そんなことに知識がない業者さんは信頼ができません。施工するコンクリートの強度についても下請け任せなのではないでしょうか。

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2013
10.25

コンクリートの強度試験

Category: 地盤・基礎
コンクリートの強度試験をご存知でしょうか。公共工事や民間工事であってもちゃんとした工事なら当たり前に行っているものです。
まず、コンクリートを打つ現場でミキサー車からコンクリートを採取し、設計どおりのスランプ(固さ)であるか、所定の空気量であるか、コンクリート内の塩分はどうか、コンクリートの温度はどうかなどを測ります。問題なければ破壊試験用のサンプルを採取して現場の作業を進めます。
採取したサンプルは水中で養生し、1週間、4週間で破壊試験をし、所定の強度が出ているかを確認します。
最近では生コン工場もJIS工場がほとんどになり、品質管理ができているので多少費用もかかるので試験が省かれることが多いのですが、費用と言っても2回に分けて基礎を打つとしても20,000円程度のこと(業者によって違いはあります)。何千万も費用を掛けて作る住宅であり、一番基礎となる部分ですから本来はできるだけ試験をやるほうが好ましいと思います。

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2013
10.24

屋根庇

Category: 耐久性
日本の高温多湿の気候風土を考えると屋根や庇というものは非常に重要なものです。長い屋根や庇は夏の暑さを防ぎ、冬の日差しは部屋の中に入れてくれる大事なものなのですが、最近ではまったく庇の無い倉庫のような建物が流行したりしています。シンプルさを追求しているという考え方のものかもしれませんが、いろいろと良くデザインされた展示場の建物やカタログに掲載されているものは別として、実際建てられている建物は私の目から見れば倉庫としか見えません。
屋根や庇は日照を調整してくれる役割のほか、外壁の汚れや劣化を防止する大事な役割を持っています。所変われば品変わるといいますが、少なくとも日本では、雨に対する対策をきちんとするのが家づくりの基本と言えます。
性能をもう一度見直すだけでなく、流行しているけれど本当にカッコいい?なんて目で見てみると、意外と「なんだこのブサイクなデザインは」と気づくかもしれません。

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2013
10.23

しろあり業者による基礎の破壊

Category: 地盤・基礎
建物の改修工事を行うために、床下の調査をしてみると、シロアリ駆除業者が入った後だと思われることがよくあります。
基礎が丸くはつられており明らかに後から壊したのがわかるのです。シロアリ業者が本当にシロアリを駆除したのか、それとも予防的に薬をまいたのかわかりませんが、大事な基礎をあんなふうに壊してしまうなんて、シロアリよりも駆除業者のほうが家の敵といえます。九州や本州の南の海に面した沿岸地域を除き、生息しているシロアリはヤマトシロアリが多く、シロアリを見つけてから対応しても手遅れになることはありません。シロアリにやられる前に多額の費用を払った上で建物に傷をつけられないよう、業者に相談する前に設計者に相談してほしいと思っています。

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2013
10.22

瑕疵保険会社が決めている配筋は過大

Category: 地盤・基礎
建築基準法で基礎の配筋が決められていますが、それとは別に瑕疵担保保険の基準で配筋が決められています。建物が重量別に、べた基礎のスパンよって配筋が決められているのですが、その基準は過大なケースが多いです。
瑕疵担保保険会社が決めるのですから、基準が厳しいほど問題は起こらないので、保険金も払う必要が無いのです。良質な工務店に工事を依頼しているにもかかわらず保険料を払わされ、過大な基準を作られ余分な工事費がかさむのは困ったものですね。
建物の構造計算を行い、建物の荷重をちゃんと拾って基礎の計算をすれば、ぐっと少ない配筋量で済みます。構造計算ができない人が多いので基準に従うしかないという業者さんも多いのですが、安全率を見ることと、単にオーバースペックで余分なお金がかかるのは訳が違います。
建物の状況をちゃんとつかみ、構造計算をして必要なところに必要な費用をかけるのが一番良い住まい作りであることは言うまでもありません。

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2013
10.20

面材耐力壁

Category: 耐震・構造
最近では、筋かいの代わりに構造用合板をはじめとする面材(板状)耐力壁が使用されることが多くなってきました。
面材耐力壁はどうなのでしょう。
実験室で行った結果によると、なかなか良い結果が出ています。しかし、実際の建物となるといろいろな問題があり、私たちは積極的に使用していません。
面材耐力壁の一番の問題は、壁の中の湿気を外部に逃がすことが難しいということです。
昔のように建物の内部が外部と温熱的に変わらない環境である場合、壁の中で結露したりすることはあまり考えなくても良かったのですが、建物の気密性が上がっている現状を考えると、壁の内部の湿気をうまく逃がすことを考えなければなりません。
面材耐力壁の中でも構造用合板は湿気を通しにくく、壁の室内側にビニールなどの施工を行うことにより、湿気を壁内に入れないという対策を取らなければ成りません。具体的には断熱材の袋のシートを隙間無く施工することによって湿気を入れないようにするのですが、人間が行う工事ですからなかなか完璧な工事は難しい。一旦、湿気が内部に入るとその部分の断熱性能が低下し、さらに結露が進んでしまうということになります。
そういった構造用合板の欠点を補うために、さまざまな建材業者がいろいろな面材耐力壁を販売していますが、どれも一長一短のように思います。透湿抵抗(湿気を通しにくい)の小さい材料を開発していますが、水にあまり強くない材料であるとか、面材耐力壁に共通したことですが、50mm程度の釘を用いて留めるため、長い将来釘の腐りなどが大丈夫なのかという問題もあります。
面材耐力壁は施工が楽で、技術力の高くない大工さんでも施工が可能ということで多用されていますが、特に外部との境界部分に施工されることを考えると、少し不安が残ります。

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2013
10.19

北側斜線と高度地区

Category: 法律
建築基準法の法文の中に、北側斜線というものがあります。この規制は住居専用地域に設定されています。
しかし、この基準とよく似た形で高度地区という制限が各地の行政庁で決められていることがあります。この高度地区は北側斜線と同じように、北側の隣地に日照が当たりやすくするものなのですが、北側斜線よりも厳しい場合も多く、住居専用地域以外にも設定されていることがあるので、建物を計画する前には建設地の行政で調査する必要があります。特に建設地から遠いところにある設計事務所に依頼する場合、慣れていないため、うっかり法規制を見逃したりすることも時々あるので注意が必要です。

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2013
10.18

気密性能

Category: 省エネ
断熱性能とともに気密性能を上げることは、建物の省エネや快適性を上げるためには必要なことです。
なぜ気密性能を上げることが省エネ性をあげることになるのかというと、漏気による熱の損失が抑えられるからです。しかも、隙間風で不快に感じる場合は、部屋全体の温度が適切であってもすきま風が入る部分が不快でなくなるまで空調することになり、その他の部分が必要以上に温められたり、冷やされたりすることになり、さらに無駄なエネルギーが失われることになります。
昔の土壁の建物を良いものだとする人が、気密性の高い住まいは息苦しくなると言ったりしますが、これは完全に間違いです。もし本当に息苦しいとしたら換気が不足しているので、窓を適度に開閉して自分で調整するべきものであり、建物の隙間から逃げる空気で適切な換気ができることはありません。
最近の気密性能をコンマ単位で争って表現している住宅はばかげた話ですが、その建物の良さを損なわない範囲で気密性能が高いのが一番です。
土壁の建物でも気密性能を上げ、土壁の外側に断熱材を入れ、蓄熱性能を活かせば快適な生活が得られます。

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2013
10.17

しろあり

Category: 耐久性
日本に生息するしろありは主なものとして、やまとシロアリとイエシロアリがあります。イエシロアリは本州や四国の海岸沿いと九州地方に生息すると言われ、ヤマトシロアリはその他の本週地方に生息するといわれています。
シロアリ自体はそんなに特殊な生物ではなく、地面を掘ってみるとどこにでもいる生物だそうです。
ですから、シロアリが生息していること自体が問題ではなく、家の上部躯体に上がってきて木部を食い荒らすことが問題なのです。
イエシロアリは、被害も大きく、土台や柱の下部を食い荒らすだけでなく、上部の梁まで、それも短期間に食い荒らしてしまうので、対策が大変であるといわれています。
一方、ヤマトシロアリですが、こちらはそんな大きな被害にならないことが多いです。一般的に土台や柱の下部が食われることが多く、そのスピードもたいしたことはありません。サッシなどが開きにくくなったり、風呂場に出入りする部分の床が柔らかくなることにより気づいたりしますが、それからシロアリ退治をしても充分間に合うのです。
大きなお金を掛けてつくる住まいですから、シロアリに食われては大変とすごく気にする人も多く、そこを悪徳シロアリ業者に狙われ、防蟻工事をするために大事な基礎を壊されたり、必要以上の費用を掛けさせられたりするケースが発生しています。
大事なことは、まず、床下の点検ができるようにすること、シロアリに弱い材料を使わないこと、床板の換気を充分行うこと、シロアリに食われたとき、補修がしやすい構造で家を建てることだと思います。
薬も昔ほど健康に被害が出るようなものは減りましたが、一部の人には健康被害が出る可能性もあります。シロアリ被害が出る前に考えすぎて他の被害が出ないようにしたいものです。
シロアリ対策を考えると、2×4ですが、シロアリに弱い木(SPF)を使っていること、パネル構法なので補修が難しいことで、シロアリ対策には最も向かない建物だと思います。

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2013
10.16

建物の良さを損なう省エネ基準

Category: 省エネ
2020年に向けて、省エネ基準が改正されることになっています。省エネになること自体は悪いことではないのですが、一部から反対の意見が出ています。
何かというと、伝統的な土壁の建物は断熱材を入れにくいということがあります。そのため、基準が強化されると、伝統的に続いてきた日本の文化が失われるということです。しかも、省エネかどうかの判定は断熱や機器の種類で決められてしまいます。しかし、生活の仕方はさまざまであり、断熱性能の低い家でも、冷暖房を使わず生活する人は省エネであって、断熱性が高い建物であっても、全館冷暖房を24時間する人は省エネではないのです。
また、建物や機器を作るときや廃棄するときのエネルギーなども考慮されていません。
日本の省エネは他国に比べてかなり進んでいます。それをさらに進めることは良いことだと思いますが、日本の文化を壊してまで、しかも、建物の性能ではなく、エネルギーを使う量を測ったり、規制したりすれば済むことを、単純な建物の外皮や使う機器により判断してしまおうということが問題とされているのです。
この基準がなぜ施行されようとしているのか。もちろん省エネを進めようという側面もあるのですが、どちらかといえば、建物に新しい基準を持ち込むことにより経済効果を求めようとしている側面が強いと言われています。

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2013
10.15

出精値引きって何?

Category: 価格・コスト
見積書の最後に出精値引きなどと書かれていることがありますが何でしょう。
あまり気にすることはないのですが、単純にこれだけおまけしますということだと考えればよいと思います。いつも書いているように、住まいは安けりゃ良いということはありません。業者さんもそう思っているのですが、どうしても安くがんばらないと受注できない。だから、一旦、下請けさんなどにも見積もりをとって工事費を算出したけれど、この値段じゃ受注できないだろうから、下請けのみんなにも協力していただき、ここまでがんばらせていただきますという表現なのです。
この出精値引きという書き方をする業者さんもいれば、最初から値引きをした金額を書く業者さんもあります。
要は、途中の書き方は気にせず、最終の金額が自分の予算に合うかどうかを考えれば良いかと思います。

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2013
10.14

諸経費

Category: 価格・コスト
見積書の中に諸経費という項目があります。それを見て、「諸経費」とは何だと怒られるお客さんもおられます。でも、この諸経費というのは大切なものなのですが、会社の利益なのではないかと勘違いされている方もおられます。一軒の家を建てるのに、材料や職人さんの手間が必要ですし、材料を運搬するにも費用がかかります。しかし、工務店はそれだけではやっていけません。ちゃんとした工務店ほど事務所を構えていますし、事務所があれば事務員の方もおられます。工事を直接するわけではないけれど、工程の管理をしたり、材料の手配を行ったり、下請けさんの調整をしたりする大事な監督さんも必要です。事務所には電話もあるし、照明もついている。トイレもついているし、湯沸しもある。監督さんも携帯電話を使っているだろうし、車にも乗る。車の損料も必要だし、ガソリン代もいる。
そんな費用を住まいを発注していただく皆さんの費用の中から少しずつ頂くのが諸経費であって、会社がもうけるための費用ではないのです。
いろんな会社から出てくる見積書を見ると、諸経費として上げられている場合もあれば、住まい手さんの勘違いから怒られるのをおそれてほんの少ししか計上していない場合もあります。いずれにしても必要なものであって、ちゃんと計上している工務店のほうが誠実な会社であるといえます。工事費の2~3割ぐらいかかるのが当たり前で、数%しか計上していない場合、その他の単価にそっと含まれていると思って間違いありません。
諸経費に怒りを感じるのなら、ハウスメーカーなど頼めたものではありません。
工事に関係しない営業マンの費用だけでなく、展示場の職員の費用、それだけでなくただでどんどん行う受注できるかどうかわからない人たちの設計にかかる費用。展示場でプレゼントする物品の費用、全国で流れる広告に出ている芸能人の出演料など、地域の工務店に比べればかかる諸経費は莫大なもので、半分以上が建物に直接関係がない費用だと言われています。
諸経費なんて少なければ少ないほど良いのですが、ちゃんとした会社を経営するには一定の経費もかかるし、技術の習得のためにかかる研修費も必要です。うちは諸経費なんて頂きませんなんていい方をする会社ほど怪しいものだと思って間違いありません。

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2013
10.13

施工業者の決定の仕方

Category: 価格・コスト
施工業者から見積をとり、業者を決定する方法には大きく分けて次の3通りの方法があります。
第一に入札。この方法は、公共工事によく使われる方法で、いくつかの業者に見積もりを出し、工事金額の入札をしてもらい、工事の予定金額より安い業者の中で一番安い業者に落札決定するというものです。最近では、あまり低額ではちゃんとした工事ができない可能性があるということで、最低制限価格というものを設け、それ以下の業者は失格扱いにするということになっています。
第二に相見積という方法があります。
こちらは、入札と同じようにいくつかの業者に見積もりを出し、見積もり金額を出してもらうところまでは同じですが、業者の決定は金額だけではなく、その他の内容も含めて決定するというものです。
第三の方法は特命という方法です。
数社に見積もりを出すのではなく、この業者が良いのではと思う業者に見積もりを取り、その金額と内容を検討して決定するというやり方です。
どの方法についても、工事に関する詳細な図面がないと、金額の比較ができません。平面図や立面図、仕上げ表など数枚の図面だけで見積もりを出しても、正確な見積もりはできず、工事が進んだ後にトラブルになることが多いです。
私たちはどの方式が良いのかというと、できれば特命方式が良いと考えています。
一見、入札や相見積もりが良さそうに思えますが、工事予算がしっかりと読めない設計事務所は相見積もりを勧めたりすると思いますが、経験の豊富な設計事務所なら、工事にかかる費用は今までの資料から積算することが可能です。相見積りを行うと確かに競争意識が働き、安い金額が出てくる可能性がありますが、受注後、無理な予算が影響し、丁寧な仕事がしていただけないこともあります。
安さだけを追求するなら相見積もりということになりますが、一生使う住まいですから、予算の中で一番良い仕事をしてもらうことが重要です。この業者が良いと決め見積もりをとり、最終的な予算に合わせて見積もり金額と工事内容を調整していくやり方が一番良好な家作りにつながると思います。
良い家を作るということは、値段を安く発注するということではありません。自分の予算に合わせて、いかに将来も含めて最良の家を作れるかということです。
競争で業者を決め、安さを追求させるということは、最初から無理のある家づくりを選択していることになります。
住まいづくりは、ほかの既製品の商品を買うのと違い、発注してから工事が始まります。そのあたりも十分考えて工事業者を決めることが重要です。(もちろん設計事務所の監理も重要です)

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2013
10.12

内装制限

Category: 法律
住宅については、火を使う部屋に内装制限がかかります。内装制限という言葉を聞くと、建物の不燃化を目的にしているように思えますが、実は不燃化をすることにより、避難時間を稼ぐという主旨のものなのです。そのため、最上階に台所などの火を使う部屋があったとしても、こちらは不燃材や準不燃材などの材料を使わなくてもかまわないということになっています。1階が火事になると1階はすぐ避難できるけれど、2階の人たちが火事になるのに気がつかず、避難が遅れるので、法律で規制するというものです。
また、よく知られていることですが、IHなどの調理器の場合は、火そのものを扱うのではないので、この条文はかからないとされています。内装に木材などの木を使われるLDKなどを考えておられる方は、IHの採用を考えるのもひとつの手段です。
では、部屋に置かれる石油ストーブなどはどうなのでしょうか。こちらは移動式である限り、法文はかからないとされていますが、薪ストーブなど固定式の場合、以前は見てみぬふりのようなところもありましたが、最近では法文がかかるとされている場合が多いようです。
いずれにしてもあくまで法律の話ですから、IHだからといって調理器具の直上を燃えやすい材料などで仕上げたりするのは別の問題です。

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2013
10.11

本当のバリアフリーとは

Category: プランニング
建物の内部の床に段差がないのが当たり前のようになりました。バリアフリーという考え方が浸透したからですね。でもそれは正しいのでしょうか。
歳をとって脚があまり思うように動かなくなってくると、少しの段差でも躓いたりする。それを防ぐのがバリアフリーだということですが、それはそうなったときのことです。
35歳か40歳ぐらいで家を建てるときのことを考えて見ましょう。このとき、すでに脚が悪い場合は別として、そうでない場合、30年ぐらい経っても小さな段差に躓く人はあまりいないのではないでしょうか、そのころには床の耐久性も落ちて改修の必要がでてくるので、改修にあわせて段差のないように改修しても遅くありません。
そもそも、建築空間で段差がないなんて少しも楽しくありません。和室も昔は高貴なものとして、板張りの部屋より少し高く作ったものです。しかも少し専門的になりますが、納まりも多少段差があったほうがうまくいきます。
本当の意味でのバリアフリーってどういうことでしょうか。バリアーがないということは人によって違うのです。脚は悪くないけれど手がうまく効いてくれないとか、障害は人によって違い、段差をなくしたり、お決まりのように手摺をつけることがバリアフリーではないのです。
昔から、日本の住まいは長く使い続けられ、古い建物には必ずと言って良いほど、改修した跡があります。
これこそバリアフリーそのものなのです。特に在来工法は、土台の上に柱が載っており、1階の床は自由に改修できるような構造になっています。こういった改造ができることが重要で、その人の状況に応じて必要な改修ができてこそ本当のバリアフリーとなるのです。
じゃあ、なぜ、バリアフリー=床に段差がない+手摺がついているなどになってしまったのでしょうか。
2×4構法や、プレハブ構法は改造がしにくい建物です。特に2×4構法は1階の床をプラットフォームにし、壁を建て込んでいく構法なので、後から改修すると建物そのものに問題が起こるので、建物を売り込むためのキャッチを含めてどんどんPRしていったのではないかと私は思います。
もちろん、無駄な段差、意味のない段差をつけることが良いと言っているわけではありません。常識のように言われていることに本当に意味があるかどうか、それをやめても意味があることがないかとまで考えてみる必要があるということです。

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2013
10.10

床暖房と杉板

Category: 建材
床暖房を希望する人が最近多いようです。でも、本当に床暖房がどのような感じなのか理解している人は少ないと思います。寒い時期に展示場に行くと床がほんのりあったかく、快適であると感じて床暖房を設置したいという人もいると思います。
しかし、多くの人は今住んでいる建物の床が冷えるので、床を暖めたいと考えているだけではないでしょうか。
床が暖かいというのと、冷たくないというのはまったく違います。床暖房もなれるとそうでもないのかもしれませんが、床が暖かいとおしりが少し気持ち悪く感じることもあります。また、何よりも設置のためのイニシャルコストがかかるのは当然ですが、運転するときのランニングコストが馬鹿にならず、設置したもののあまり運転していないという人もかなりいるようです。
床は本当は暖かくなくても冷たくなければそれで良いことです。また、床暖房は床から暖めるから上ばかりがあつくならないといいますが、それは暖房方式の問題ではなく、建物の断熱性能がよくないからです。
床は質量の高いものほど冷たいのが一般的です。石やタイル、コンクリートは冷たく、木材やコルクなどはあまり冷たさを感じません。
同じ木材でも、杉板や桐の板などは冷たくなく、合板でできている既製品の床材は冷たく感じます。
床暖房を設置したいと考える前に、建物の断熱をしっかり行い、安価な杉板を採用することを考えてみてはどうでしょう。イニシャルコストもランニングコストも安くつき、さらに年月が経過しても味わいが感じられます。

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2013
10.09

新築のにおい

Category: 建材
最近では少しましになりましたが、新築の家に入ると目がチカチカしたり、ツーンとする臭いがしたものです。
私たちも昔はなんとも思わず新築らしいにおいと思っていましたが、ホルムアルデヒドなどの有害化学物質のにおいでした。
その後、建物にアルミサッシが設置されたりして気密性があがったので、シックハウス症候群として現れたりして、建築基準法で規制されたりするようになり、においはずいぶんましになりました。
私たちは自然素材を中心に使うので、あまり変な新築のにおいを感じたことはありませんが、建売住宅などの完成物件に入ったりすると、まだ、何かにおいがします。結局、法律で取り締まりされた以外の化学物質が揮発しているのだと思います。法律に抵触していないから問題ないとほとんどの建物で使われていますが、現在猛毒として扱われているものも、昔、頭に殺虫剤として振りかけられていたこともありますので気をつけるにこしたことはありません。
できるだけ、へんな化学物質を使いたくないものです。現在、使われている化学物質は安全が証明されているというより、危険性が明らかになっていないものであると考えてよいと思います。
自然素材であるから必ず大丈夫ということではありませんが、内装に杉板を使った建物をぜひ体験してみてください。
本当に「良い」新築の臭いがします。

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2013
10.08

杉板床材と建材メーカーの既製品の床材

Category: 建材
杉板の床材は引渡しを受けて住むと一日で傷がつくほど柔らかい。下手をすれば工事中に傷がいくので、工務店の方々が使うのを躊躇したりします。しかし、その傷は自然の傷なのでほとんど気にならなくなります。10年も経てばよく見ると床は小さな傷がいっぱいになるのですが、でもその傷をいやだという人はほとんどいません。観光地になっているお寺や神社の床が傷だらけであっても、醜いと思う人は少ないでしょう。逆に、合板に薄い化粧板を貼り、表面をコーティングした床材はできるだけ傷がいきにくく加工がしてあるのですが、一旦傷がつくと気になってしょうがない。プラスチック製品が古くなると小さな傷がたくさん出来、いやになってしまうのと同じことです。自然材料は美しく汚れたり、傷がいったりすることが出来るけれど、逆に工業製品は傷がいくと修理も出来ないし、いやになってしまうのです。
こう考えると、どちらが良いのか一目瞭然なのですが、工務店の方々が住まい手の方々のクレームをおそれ、無難で当面安くつく材料を勧めてしまうのです。

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2013
10.07

型式認定ってご存知ですか

Category: 法律
型式認定は、作られる住宅が一定のルールで作られていることにより、建築確認申請のときに構造計算の添付が不要であったり、審査が省略されたりするものです。
鉄骨やパネル構造系のプレハブ住宅が取得していることが多いのですがメリットはあるのでしょうか。
メリットとしては、構造計算が必要な鉄骨系の2階建て建物の場合、審査期間が短くてすむということがあります。
メリットはそれぐらいだと私は思っています。特に急いで建物の申請を降ろし、工事もプレハブである強みを活かして速く済まそうとする場合は意味がありますね。
デメリットは何かあるのかというと一般的にはないのではないかと思われていますがそうでもありません。
型式認定というのは、一般の建築基準法の仕様規定によらず、メーカーの基準を認定してもらったものです。工業化により、コスト削減などもありうる話だと思いますが、ハウスメーカーの価格を見ていると、別のところにお金がかかりメリットとしては出てきていません。
型式認定のデメリットは、一般的な法律に基づいていないというところです。一般的な法律に基づいていないから弱いとかダメだということではないのですが、将来、増築したり、改修したりするときに問題が起こるということです。
最近では、ハウスメーカーも増改築などに力を入れるようになりましたが、一般的には新築がターゲットです。だから、プレハブ住宅などの改修なども実際はメーカーがやるのではなく、町の大工さんが行なったりすることが多いと思います。そのとき問題になるのが型式認定。型式認定は特別なルールに基づき作られているものですから、そのルールにのっとっていない町の大工さんが改造したりすると、もしその建物が地震によって壊れてもメーカーの保障が受けられなくなる可能性があるということです。
大工さんはそういう認識もなく、親切に仕事をやってくれると思いますが、ほんの少し改修しただけで、すべての責任が自分にかかってくるということは認識していないと思います。
だから、基本的に型式認定を取っているメーカーの建物はどんな小さなことでも最後までそのメーカーに頼むしかないと思いますが、メーカーであっても、修理用の部材や資料を50年単位で残してくれるのか、そこのところはよくわかりません。
型式認定自体が悪いことではないのですが、将来の増改築には大きな不安が残ると思います。

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2013
10.06

住宅展示場(規模と価格)

Category: 価格・コスト
ハウスメーカーの展示場ほど役に立たないものはないと思います。行ってみたら驚くのはまずその大きさ。100坪ぐらいは当たり前。ハウスメーカーの人に言わせれば、いろいろなものを見てほしいので、どうしても大きくなると。
でも、天井はやけに高いし、風呂場も高級でやたら広い。通常建てられる住宅は40坪ぐらいまでが多く、二世帯住宅でも60坪ぐらいまで。
参考にしていただくためのものではなく、目を曇らせるためのものとしか思えません。
また、その坪単価も相当なもの。なかなか展示場の値段は営業マンは答えてくれませんがしつこく聞くと、オプションも入っていたりするので坪100万ぐらいはしますねと答えますが、実際はそれでは収まっていないでしょう。
以前にも書いたと思いますが、ハウスメーカーの下請けさんも建売住宅の下請けさんも同じです。ですから、何に高いお金が使われているかというと、住宅展示場の維持管理費や芸能人を使ったコマーシャル。しつこく営業をする営業マンの人件費。あまり前向きなお金の使い方だと思いません。
私は特にハウスメーカーの良さを感じないのですが、やはり、ブランドというか有名な企業が良いという人向けのものなのかと思うとそれで良いのかという感じですね。
自分の限られた予算を大事に使いたいと思っている人は、決して住宅展示場に行かないほうが良いと思います。景品をもらいに行くならいいかもしれませんが。。。

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2013
10.05

詳細の図面や見積書がない契約書

Category: 価格・コスト
建物を建てるとき、詳細の図面や見積書がなく、アバウトな契約がなされていることがわりとあります。
これが住まい作りの一番のトラブルの原因です。
建物の値段は材料だけでなく、作るための手間によりかなりの違いが出てきます。数枚だけの図面に書かれている内容ではその詳細はわからず、工事が始まると業者のやりやすい方向に変更されてしまう可能性があります。口約束も契約として有効ですが、約束した証拠もなく、相手がプロ、住まい手が素人のような状況では、トラブルになっても勝ち目はありません。
私たち設計事務所が住まい手側についていても、図面に記載がない場合はどうしようもありません。
現場で設計変更した場合、追加費用を要求されることもありますが、こちらも元の設計がどんなものであったかがわからない限り、正確な費用が計算できないことになります。
設計というものは、間取りやデザインの確認だけでなく、費用を正確に把握するために非常に重要なものだと考えなくてはいけません。

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2013
10.04

追加工事や変更工事は高くつく?

Category: 価格・コスト
一般的に追加工事や変更工事は高くつくと思われています。本当にそうでしょうか。ちゃんと詳細の図面をつくり契約していれば、工事が進みすぎてからの変更でない限り、安くも高くもないのが本当のところです。工事がある程度進んでから、これをやめて違うものにすると言えば高くつくのは当たり前ですね。返品や変更が効かないし、施工してしまった場合、壊すのにも費用がかかるので、その分高くつくのは当たり前です。でも、それ以上でもなくそれ以下でもない。工事にかかる前で、変更が可能な時期に変更するのなら、その差額がかかるだけであり、安いものに変更するなら、むしろ安くなるのです。
でも、多くは途中で変更してかなり高い費用を請求されたというケースが後を絶ちません。なぜそうなるかというと、受注した会社が最初の契約で無理をしているので変更で帳尻を合わそうなんていう場合が多いです。
仕事を獲得してから後ほど何とかしようということは良くあることなので、詳細な図面をちゃんとつくり、それぞれの工事に対して詳細な見積書を作っていれば、跡で多額な変更費用を請求されるということはありません(もちろん建築士が監理をした場合ですが)。
途中の変更について気をつけなければならないところがひとつあります。地盤の改良工事です。更地の場合、見積をする前に地盤調査をすることができますが、既存の建物を建て替える場合、事前に調査ができません。そのため、工事の契約もすべて終え、確認申請も降りた上で建物を解体し、調査をすることになります。
その際、地盤改良が必要だという調査結果になったとき、多額の費用を提示されることが多いのです。今更、契約を破棄することもできないし、提示される額も妥当かどうかわからない。そのまま言い値で支払われていることが多いと思います。
私たちの経験では地盤改良にかかる費用は50~70万ぐらいが多いですが、大手のハウスメーカーなどで請求されている費用は少なくとも2倍ぐらいの費用が多いようです。釣った魚にえさはやらないなんてやり方に思えて仕方がありません。(もちろん調査結果により、相当な費用がかかる場合もありますが。。。)
現場の変更にちゃんと対応するということが私たち専業の設計事務所の大事な仕事のひとつです。

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2013
10.03

全館冷暖房

Category: 省エネ
最近、建物の断熱性能や気密性能があがってきています。それ自体はよいことなのですが、少し勘違いされていることもあると思います。
断熱性能を上げたり、気密性能をあげることは省エネだといいながら、全館冷暖房をしているような場合です。
断熱や気密性能を上げずに全館冷暖房をしようとすると、エネルギーの無駄遣いになるだけでなく、建物内に温度差が生じ、快適な空間とならないことがあります。そのため全館冷暖房する場合は建物の断熱性能を上げたり、気密性能を上げたりすることは必須になります。
しかし、快適性と省エネとは全く一致するものではありません。
確かに同じ全館冷暖房を行うなら、断熱性をあげたり気密性をあげたりする方が省エネになるのですが、全館冷暖房を行う方式の方が、断熱性能や気密性能が劣る家が必要な部屋を必要な時間だけ冷暖房するのに比べ、はるかに大きなエネルギーを使っているのを気がついていない方が多いのです。
目的が省エネではなく、快適性などの場合はそれで良いのですが、省エネのためにと思っておられる方がおられるのでしたら、建物をしっかり断熱することは良いことですが、全館冷暖房ではなく、必要な部屋を必要なときに冷暖房するというやり方も考えてみてはどうでしょう。

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2013
10.02

太陽光発電

Category: 省エネ
最近、原発問題もあって、太陽光発電パネルを屋根上に設置することが増えてきました。私の自宅にも最近、パネルを設置しました。
昔は効率もあまりよくなかったのですが、性能が上がってしかも補助金も出たり買取制度も整備されたので設置が加速しているということでしょう。
自宅に設置しようとしてわかったことですが、太陽光パネル工事にとんでもない問題があることがわかりました。
私の自宅は2階の小屋裏に化粧の垂木が見えています。そんな建物に太陽光パネルを載せようと見積もりを取ったところ、現地にこられた方が無理ですと言われました。なぜかというと、パネルを取り付けるための釘が化粧の天井に出てくるからということでした。
何?そんな取り付け方をしているのかと初めて知ったのです。原発問題も無く取り立てて太陽光発電の必要性を感じなかったため知らなかったのですが、建物に傷をつけるような取り付け方をしているのかということを初めて知りました。通常、太陽光パネルを取り付けるとき、屋根の仕上げ材だけでなく、下地の防水シート、下地の合板まで突き破って取り付けるのが標準仕様だというのです。これはとんでもないことです。いくら省エネといっても、設備パネルは長くても20年持てば良いほうでしょう。そんなパネルをつけるのに雨がたくさん降る日本で一番大切だとも言える屋根に傷をつけるのは大きな問題です。
そういったこともあり、一旦、設置をあきらめたのですが、やはりそういうことを問題と考える業者さんもおられ、施工も屋根職人が行い屋根に傷をつけずにメーカーの保証もちゃんとつく工事業者が見つかり。そちらに依頼することができました。
最近では省エネの意識が高まり、太陽光パネルを設置する人が増えていますが、「しらぬが仏」とはこのことでしょう。工事費が多少高いかもしれませんが、後のことを考えると比べ物になりません。この記事を読まれた方は、ぜひとも屋根を突き破らず施工できる良好なパネル設置を考えてほしいと思います。

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2013
10.01

良い業者さんほど仕事が無い

Category: 職人
良い業者さんほど仕事が無いというとそんなことはないでしょうと言われる。しかし、建設に限らず、最近の商売は人を法律に抵触しない範囲でしかも気持ちよく人をだますのがうまいやり方になっているのではないでしょうか。
良い建物を建ててくれる職人さんは頑固な人が多い。住む人にとって良くないことはやめておいたほうが良いと言うし、最初から良くないものを良いなんて言わない。でも、世の中、テレビコマーシャルで宣伝されていればそれが良いものだと思ってしまうし、名も無い人が本当に良いものを良いといっても怪しんでしまうということになっています。うまく世渡りができる工務店や職人さんは良いのですが、本当に良い腕を持っていても、頑固な人ほど仕事がないというのが現実です。皆さんの関係される仕事でもそんなことはないですか。良くない商品だけれどうまく宣伝して時流に乗っているものほど売れたりしていませんか。

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